【夏休み企画】第11弾/栄養講座ブログ開催!!

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2017年8月18日 (金)

⑪スポーツジュニアと栄養

 

◆スポーツジュニアの栄養の重要性

 

スポーツジュニアのみなさんは、夢や目標に向かって日々練習に励んでいると思います。

では、その練習と同じくらい、自分の食事を一生懸命考えたことはありますか?

どれだけ練習を頑張れるか、どれだけパワーを発揮できるか、どれだけ逞しく成長するか、すべてが毎日の食事と大きく繋がっています。

今まで考えたことがないという選手は、これを機に、自分の食事を考える時間をつくってみましょう!!

また、ジュニアの食事は周囲の協力がなければ成り立ちません。

サポート側は、食事を楽しく、味わってたくさん食べる環境をつくってあげましょう。

 

スポーツジュニアは、大きく分けて2つの目的から良質な栄養を摂ることが必要です。

それは、

①練習することで向上するテクニック(技術)とフィジカルパフォーマンス(体力)のために栄養を摂ること

②強いカラダと心を育み心身ともに健全な成長を遂げるために栄養を摂ることです

 

これらの目的のための土台となるのが「食事」です。

食事は睡眠とともに体力をつくる基礎であり、食事・睡眠を充実させると、より高度な技術を身につけることができ、競技力が向上することに繋がっているといえます☺

ですので、練習やトレーニングと同じくらい「食べること」「寝ること」に一生懸命であってほしいです!!


 

 

 

 

◆スポーツジュニアに必要な栄養素とは?

 

成長期のスポーツジュニアは、非常に多くの栄養が必要であることをご存知ですか?

スポーツを行っていない子どもでも、食事量の目安となるエネルギーの必要量は大人以上!!

それは、カラダは大人の半分でも「日々成長する分」の栄養が必要だからです。

 

さらに、運動を行うと、大量のエネルギーが使われ、汗から水分やミネラルが失われ、筋肉や血液がダメージを受けます。

つまり、スポーツをしない大人が「生きるために必要な分」+「日常も活動に必要な分」の栄養素が1日に必要なら、スポーツジュニアはそこに「日々成長する分」の栄養素と「運動を行う分」の栄養素が必要となってきます。

 

栄養が不足した状態では、自分の身を削って動いたり、成長するための栄養まで運動にまわしたりと、スポーツジュニアに必要な強いカラダを手に入れるどころか、健全な成長を阻害しかねません。


 

 

▶「栄養フルコース型」の食事をマスターしよう

 

 

◆「噛む」食事トレーニング

 

ジュニア時代から選手に習慣づけて欲しいこととして、「よく噛んで食べる」ということがあります。

「よく噛む」ことの効果として、たくさんの良いことがあげられますので、通常の食事では噛む回数が多い食べ物を選びましょう☺

 

★あごの力が強くなる

→強く大きなパワーを発揮できる

 

★脳を刺激する

→頭の働き・回転が良くなる

→正確な判断ができる、集中力が高まる

 

★唾液の分泌を促し、噛み砕くことで消化を助ける

→消化吸収力がアップし、栄養素が効率よく取り込まれる

 


 

▶間食の活用

▶試合の日の食事

 

 

◆1日に2試合ある場合の食事

 

スポーツジュニアは1日に2試合続く、試合と試合の間が1時間もないというケースも多いのではないでしょうか?

そこで、「少年野球の試合のある1日」「サッカージュニアユース選手の試合のある1日」を参考に、自分たちのスケジュールを当てはめてみてください☺



 

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次回は

⑫サプリメント

です。

 

(全12回)
①スポーツと食事の関係
②「栄養フルコース型」の食事
③間食のススメ
④筋力アップ
⑤持久力アップ
⑥疲労回復
⑦ケガの予防
⑧試合の日の食事
⑨夏バテ対策
⑩ウェイトコントロール
⑪スポーツジュニアと栄養
⑫サプリメント

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